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概要

理事長メッセージ

理事長 中谷 和弘

日本空法学会は航空法と宇宙法を検討対象とする学術団体です。本学会は1955年(昭和30年)に「日本航空法学会」として設立され、1971年(昭和46年)に「日本空法学会」と改称されて今日に至っております。「日本航空法学会」の前身は1952年(昭和27年)に東京都立大学を中心に創設された「航空法研究会」ですので、我が国においてはこの分野での学術団体は約70年の歴史を有することになります。

2021年(令和3年)5月時点の個人会員は134名、賛助会員は3団体です。個人会員としては、大学所属の研究者とともに航空・宇宙関係の実務に携わる弁護士、企業実務家等が幅広く参加しており、本学会は、研究者と実務家が一同に会して航空法・宇宙法の諸課題について検討する貴重なフォーラムになっています。

本学会は、航空をめぐる法的諸課題を私法、公法、国際法の各法律分野から検討する学会としてスタートしましたが、近年は宇宙をめぐる諸課題も検討の対象としております。

毎年5月に開催される研究報告会において会員やゲストによる研究報告を行い、その成果を学会誌『空法』に論文として掲載し、これらが本学会の活動の中心をなしております。また特に優れた航空・宇宙法分野での著書・論文にはリーゼ賞を授与しております。

航空・宇宙に関する国や企業の活動・事業は、それらの特性に応じた各国の国内法および国際法に従って展開されています。航空・宇宙に関する法学の研究は、わが国における航空・宇宙分野の活動・事業を法学の観点から支えるとともに、国際的なルールの形成に学術面から貢献するものでもあるといえます。

航空・宇宙は人類にとって最先端の活動領域であると同時に多くの法的課題があります。航空・宇宙に関する法学の研究に関心を有する多くの方々、とりわけ若い世代の研究者や実務家の皆様の参加をお待ちしております。

日本空法学会(Air Law Institute of Japan)は、航空に関する条約及び内外の法規等の研究を行い、もって、航空に関する文化の発達に貢献することを目的とする日本学術会議協力学術研究団体です。

お問い合わせ

お問い合わせ先 日本空法学会事務局
住所 〒101-8375 東京都千代田区神田三崎町2-3-1 日本大学法学部内
メールアドレス ohkubo.takuya@nihon-u.ac.jp